神風特別攻撃隊 筑波隊員の脇差 寸伸び短刀 白鞘・無銘 鵜の首造り 旧帝国海軍 筑波航空隊 ストア

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商品情報

カテゴリアンティーク、コレクション武具日本刀、刀剣脇差、短刀状態傷や汚れあり(詳細)
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出品するのは、写真の脇差です。

 登録記号番号:東京都第234445号

 種 別:脇指元幅:2.8cm
 長 さ:31.5cm元重:約7mm
 反 り:0.6cm
 目釘穴:1個
 銘 文:無銘

※落札者の方は、東京都教育委員会への所有者変更届をお願いいたします。

鵜の首造りの寸伸び短刀です。
※現在の規定では長さで脇差に分類されています。
白鞘に納められており、刃紋は野垂れ混じりの直刃、
造りも良く、鍛えの良い一振りです。
銘は無く、太刀銘側に金書きで「筑波隊」と入っています。
こちらは先日出品した金剛隊の脇差と同じ収集家の方からの品で
太平洋戦争末期に存在した、海軍特別攻撃隊の隊員の所有物だったそうです。
神風特別攻撃隊と呼ばれた、玉砕戦法で爆弾を抱えた航空機で敵艦体に突撃すると言う
搭乗者に死を強いる、狂気の戦法です。
昭和19年に敢行されたこの作戦は、東京大空襲を受けて昭和20年に再度、特攻命令がくだります。
この昭和20年の沖縄へ向かった特攻隊の中に、筑波隊がありました。
茨城県笠間市にあった、筑波海軍航空隊から編成された神風特別攻撃隊・筑波隊
それまで6ヶ月の訓練期間を設けていた所を、戦局の激化を受け訓練期間を2ヶ月に短縮
それにより、第6隊までの人員を菊水作戦に送り出しました。
今回の出品にあたり、私も笠間にある筑波海軍航空隊記念館を拝館してまいりました。
展示物には特攻隊員の遺書なども展示してあり、父母家族宛に書いた物が多く見られました。
一度、御家族に届いた物を寄贈していただいた物だそうで
今回の脇差がどのような経緯で残った物かは明かされませんでしたが
遺書と同様に遺品として出撃前に家族に贈った物なのかもしれません。
隊員同士の絆も深かった様で、同隊員揃いで「筑波隊」と入れたのかもしれません。
刀身の状態ですが、経年等による多少の錆と曇りが見られます。
刃切れ・刃こぼれは無い様です。
詳細は、写真を参考にしてください。


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